Q

低入札価格調査・調査基準価格とは?

A

低入札価格調査制度における「調査基準価格」とは、当該契約の内容に適合した履行がされな いこととなるおそれがあると認められる場合の基準です。

入札価格が調査基準価格を下回る場合、以下のような対応が取られます。

① 価格の妥当性を「低入札価格調査制度」により審査される
・価格の妥当性や適正な履行が可能かどうか、書類やヒアリングで確認される
・調査の結果、適正な履行ができると認められれば、落札可能(適合)
・適正な履行ができないと判断された場合は、落札不可(不適合)

② 不適合と判断された場合、次点落札者に繰り上げ
・落札者が不適合となった場合、次点の入札者が調査対象となる
・繰り上げられた業者が調査基準価格を上回っていれば、そのまま落札となる

最低制限価格を下回ると即失格になりますが、調査基準価格の場合は調査を経て落札の可否が判断されます。